REAKTOR BLOCKSとモジュラーシンセについて


REAKTOR 6から、“BLOCKS”シリーズがリリースされています。これは言うなれば「REAKTOR上で動くモジュラーシンセ」なのですが、そこで取り扱われる信号は全てCV/GATEと同様のものであるため、ハードウェアのモジュラーシンセと連携させることが可能です。

モジュラーシンセはCV/GATEという電圧信号で動作するため、REAKTORとの連携にはオーディオインターフェースが必要になります。しかし、どんなオーディオインターフェースでも使えるという訳ではありません。一般的なオーディオインターフェースには「カップリングコンデンサ」というものが内蔵されており、直流信号が抑制されてしまうため、CVが出力されません(GATEはパルス信号のため、出力できます)。

直流信号が出力可能なオーディオインターフェースについては、こちらで確認できます。

http://www.expert-sleepers.co.uk/siwacompatibility.html

なお、最近ではユーロラックにマウントできるオーディオインターフェースもいくつか販売されています。

expert skeepers ES-8のマウントイメージ。写真ではPCとUSBで接続されています。
なおメーカに問い合わせたところ、通常版とBitwig Editionの仕様的な違いはないとのことです。

ハードウェアは同じものを2台用意しようとすると、当然2台分購入する必要がありますが、ソフトウェアなら複製が容易です。REAKTORはマルチティンバー(オーディオインターフェースの各出力からそれぞれ別の信号を出力する)にも対応しているため、例えば複雑なパターンのゲート信号出力などには容易に対応できるでしょう。

オーディオインターフェースなので、DAWへ音声信号を返し、マスタリングすることも可能です。DAWはモジュラーシンセに比べてかなりロングスパンなタイムラインを取り扱うことが可能ですので、お互いの特徴をうまく利用することによって、新しい表現またはライブが実現するのではないでしょうか。

[技術資料(REAKTORの仕様に関して)]